大谷好調3安打 サイ・ヤング賞左腕に“雪辱”長短2安打

 「エンゼルス2-8マリナーズ」(16日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は5日の前回対戦で3打席連続三振を喫し、苦しめられた昨季のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)左腕レイに雪辱した。長短2安打を放って攻略し、今季9度目の1試合3安打をマークした。レイが「継続的にいい感じで投げられた」と言った得意のスライダーを、大谷は右手一本で振り払って鋭い弾道ではじき返した。

 三回はボールゾーンから内角低めに入ってきた球を引っ張って右前に。五回は追い込まれたカウントで、外角に逃げた5球目に腕を伸ばして左中間へ運んだ。二塁を回ってから加速し、今季4本目の三塁打とした。

 七回には代わったムニョスの剛速球を中前に転がした。プレーを映像で解析する「スタットキャスト」によると、捉えた101・3マイル(約163キロ)の直球はメジャー通算479安打のうち最速。ア・リーグ上位の投手力を誇るマリナーズに敗れたが、広角に打ち分けた大谷は好調ぶりを印象付けた。

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