大谷翔平 二刀流でまた快挙 100年で2人目の「20三塁打&20勝」

7回、右翼線に適時三塁打を放つ大谷(共同)
7回、適時三塁打を放った大谷
7回、右翼線に適時三塁打を放つ大谷
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 「エンゼルス7-11マリナーズ」(17日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「2番・指名打者」でフル出場し、27号2ランを含む5打数4安打4打点だった。自身2度目のサイクル安打まであと二塁打とする3年ぶりの1試合4安打の固め打ちで19年を上回るシーズン10回目の猛打賞を獲得。5戦連続安打で打率を・265とした。しかし、エンゼルスの投手陣が4被弾11失点で完敗。本拠地で3タテを食らった。

 敗色濃厚の展開でも集中力は切らさなかった。6点を追う九回1死二塁。大谷が内寄りスライダーを完璧にとらえて27号2ランを放った。4戦ぶりの一発でメジャー通算120本塁打とした。

 1試合4安打は、日本選手初となるサイクル安打を記録した19年6月13日のレイズ戦以来、3年2カ月ぶり4度目。七回の打席では右翼線を破る三塁打で日米通じて自己初となる2戦連続トリプルを記録した。

 これで三塁打はメジャー通算20本目。球団広報部によると、一人の選手が打者で通算20三塁打と投手で通算20勝(大谷は23勝)を達成したのは1920年以降では22年から41年にボストンやブルックリンなどで投手兼中堅として活躍したジョニー・クーニー以来、2人目だという。

 今月9日のアスレチックス戦では1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶり2人目の「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業を成し遂げている大谷。三塁打と勝利数の「20・20」を達成し、スピードを持ち合わせた二刀流選手であることをあらためて証明した。

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