大谷翔平「3番・投手」で11勝目&28号狙う タ軍打線は“左打者”8人並ぶ
「タイガース-エンゼルス」(21日、デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「3番・投手」で出場することが発表された。開幕から21登板連続の投打同時出場となる。
大谷は投手としては前回15日のマリナーズ戦で6回2失点と好投したが、11勝目ならず。三回まで2失点しながら“新球”ツーシームを織り交ぜながら工夫と粘りの投球でシーズン12度目のクオリティースタートを達成した。
打者ではここまで116試合に出場して打率・266,27本塁打、72打点、11盗塁。前日20日のタイガース戦は2安打1得点でシーズン30度目のマルチ安打を記録。しかし、チームは逆転負けを喫した。
タイガース打線は3番バイエズ以外の両打ち3人を含む8人が左打ちで大谷攻略の糸口をつかむ。先発左腕ロドリゲスは19年に19勝を挙げるなど、3度の2桁勝利でメジャー通算65勝。5月18日の登板を最後に家庭の事情で戦列を離れており、3ヵ月ぶりのマウンドとなる。大谷は同投手から昨年7月7日の対戦で日本打者最多(当時)となる32号含む2安打を記録した。
エンゼルス打線は前日の試合で5番だったフレッシャーが3試合ぶりに1番に入り、大谷は7月16日のドジャース戦以来、29試合ぶりに3番で起用された。
▽エンゼルスのラインアップ
1番・二塁 フレッチャー 打率・279、2本塁打、13打点
2番・中堅 トラウト 打率・266、24本塁打、51打点
3番・投手 大谷 打率・266、27本塁打、72打点
10勝7敗、防御率2・69
4番・三塁 レンヒーフォ 打率・272、9本塁打、34打点
5番・右翼 ウォード 打率・259、16本塁打、44打点
6番・左翼 アデル 打率・225、4本塁打、16打点
7番・一塁 ウォルシュ 打率・221、15本塁打、44打点
8番・捕手 スタッシ 打率・198、7本塁打、24打点
9番・遊撃 ベラスケス 打率・184、6本塁打、23打点
▽タイガースのラインアップ
1番・中堅 グリーン 打率・227、3本塁打、23打点
2番・右翼 レイエス 打率・276、1本塁打、19打点
3番・遊撃 バエズ 打率・223、11本塁打、45打点
4番・一塁 H・カストロ 打率・281、5本塁打、29打点
5番・DH カーペンター 打率・261、2本塁打、4打点
6番・二塁 W・カストロ 打率・249、5本塁打、21打点
7番・三塁 クレメンス 打率・140、3本塁打、9打点
8番・捕手 バーンハート 打率・210、0本塁打、13打点
9番・左翼 バドゥー 打率・188、1本塁打、5打点
投手 E・ロドリゲス1勝3敗、防御率4・38