大谷翔平、3戦ぶり安打もチーム大敗で借金最多19 球団売却検討発表で激震

 1回、左前打を放つ大谷
 1回、打席に臨む大谷
 1回、左前打を放つ大谷
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 「レイズ11-1エンゼルス」(23日、セントピーターズバーグ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「3番・指名打者」で出場し、3打数1安打。3試合ぶりの安打で打率を・265とした。八回に途中交代した。チームは4連敗を喫し、借金は今季ワーストの19となった。

 2日前の試合でウイルス性胃腸炎により五回で途中交代。前日は12試合ぶりにスタメンを外れ、代打で起用された大谷が2戦ぶりにスタメンに復帰した。

 サイ・ヤング賞2回、メジャー通算110勝の右腕クルーバーとの対決。初回の打席はカウント0-2から内角に食い込む142キロカットボールを詰まらせながら左前へ運んだ。

 0-2の四回は先頭で三飛。初球、142キロの外角シンカーを打ち上げた。

 主砲トラウトのメジャー通算1500安打となる25号ソロで1点差とした六回の打席は左飛。カウント1-2と追い込まれた後、5球目の外角高めのボールになるシンカーを打ち上げた。

 試合は六回まで接戦だったが、七回にエンゼルスのリリーフ陣が炎上し一挙6点を失い、勝負は決した。10点差となった八回途中からは三塁を守っていたゴセリンが登板。それに伴い、大谷のDHが解除され、ベラスケスが遊撃に、フレッチャーが遊撃から二塁へ、レンヒーフォが二塁から三塁へ移った。大谷は九回に先頭で打席に立つ予定だったが、途中交代した。

 試合前にはチームが声明を出し、モレノ・オーナーが球団の売却を検討していると発表。チーム内に激震が走った。

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