「エンゼルス－アストロズ」（２日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２８）が「３番・指名打者」で出場することが発表された。

　大谷は前戦８月３１日のヤンキース戦でエース右腕コールから日本選手初となる２年連続３０号を達成し、逆転弾でチームに勝利をもたらした。前人未踏の同一シーズン「１０勝、３０号」を成し遂げた。今季はここまで１２７試合に出場し、打率・２６９、３０本塁打、８２打点、１１盗塁の成績を残している。

　米大リーグ機構はこの日、８月の月間各賞を発表。ア・リーグの最優秀選手にはアストロズのブレグマン内野手が、最優秀投手にはレイズのラスマッセン投手が選出された。

　大谷は月間打率・３１７（１０１打数３２安打）、リーグ２位の８本塁打、同７位の２０打点、同２位の長打率・６５３、同４位のＯＰＳ１・０３９をマーク。シーズン４６本塁打を記録した昨季の８月打率・２０２、５本塁打、８打点を大きく上回り、月間ＭＶＰの候補に挙がった。ブレグマンの月間成績は打率・３６２，７本塁打、２２打点、長打率・６８１、ＯＰＳ１・１３３だった。

　投手としては全５試合に中５日の登板間隔で投打同時出場し、２勝２敗、防御率２・２０、２８回２／３で３１三振。月間賞を獲得したラスマッセンは３勝１敗、防御率１・５７、３４回１／３を投げて３３奪三振だった。

▽エンゼルスのラインアップ

１番・遊撃　フレッチャー　打率・２７１、２本塁打、１５打点

２番・中堅　トラウト　　　打率・２７１、２８本塁打、５８打点

３番・ＤＨ　大谷　　　　　打率・２６９、３０本塁打、８２打点

４番・二塁　レンヒーフォ　打率・２６８、１１本塁打、３９打点

５番・右翼　ウォード　　　打率・２６２、１７本塁打、４７打点

６番・一塁　フォード　　　打率・２１９、２本塁打、７打点

７番・三塁　ダフィー　　　打率・２５２、０本塁打、５打点

８番・左翼　アギラー　　　打率・１８２、０本塁打、０打点

９番・捕手　タイス　　　　打率・２５０、０本塁打、０打点

　　　投手　デトマーズ　　５勝４敗、防御率３・４７