「エンゼルス２－１アストロズ」（３日、アナハイム）

　エンゼルスが延長十二回、サヨナラ勝ち。最後はリプレー検証の末、勝利が確定した。

　十二回は２死一、二塁でダフィーの放った打球は右中間への小飛球。中堅手がダイビングしたが、ショートバウンドだった。アストロズがダイレクトキャッチをアピールしてリプレー検証を要求したが、判定は覆らず。大谷翔平投手（２８）も両手を上げてベンチを喜んだ。

　大谷は「３番・投手」で出場。８回まで今季最多の１１１球を投げ、６安打１失点、５奪三振と熱投。同点の場面で降板となり、１２勝目はならなかった。

　三回は先頭のマティエビッチから空振り三振を奪い、メジャー通算４００奪三振。３１４イニングでの節目の記録。通算１００本塁打と４００奪三振はベーブ・ルースと大谷のふたりだけの偉業となった。

　規定投球回の１６２イニングまで残り２６イニング。すでにクリアしている規定打席と合わせてメジャー史上初のダブル規定達成に期待がかかる。

　この日は打者としては、４打数無安打だった。