「大谷翔平は一生に一人の選手」かつて二刀流を酷評し、謝罪した米記者が絶賛し続ける理由

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が5日(日本時間6日)、タイガース戦に「3番・指名打者」で出場し、31、32号を放つなど、3安打3打点3得点の活躍でチームの勝利に貢献した。1試合複数本塁打はシーズン6度目で、グラウスが00年にマークした球団最多記録に並んだ。

 圧巻のパフォーマンスが各方面で絶賛されるなか、米スポーツ専門局ESPNの看板記者、ジェフ・パッサン氏が自身のツイッターを更新。18年MVPでメジャー屈指の好打者ベッツ(ドジャース)の打撃成績と、今季のサイ・ヤング賞候補でもあるマクラナハン(レイズ)の投手成績のデータとともに大谷の投打の成績を記し、いかに優れているかを力説した。

 同記者はメジャー1年目のキャンプで適応に苦しむ大谷を酷評したが、開幕後の活躍に潔く謝罪したことで知られている。この日は、ツイートを連投して「私はこれからもショウヘイ・オオタニの素晴らしさを伝え続けていく。その理由は、あなたが一生に一人のアスリートに出会ったら、その一瞬一瞬すべてに感謝すべきであり、私にとってオオタニはまさにその一人だからです」と、熱い思いをつづった。

▽パッサン記者が引用した各選手の成績

ベッツ(ドジャース)

打率・283、出塁率・351、長打率・572、33本塁打、74打点

マクラナハン(レイズ)

投球回数147回1/3、奪三振・与四球率27・1%、防御率2・20、FIP2・64

大谷(エンゼルス)

打率・270、出塁率・361、長打率・538、32本塁打、85打点

投球回数136回、奪三振・四球率27%、防御率2・58、FIP2・54

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