カブス・鈴木12号ソロ 好調維持!9月打率・348「いい対応ができた」
「カブス3-4レッズ」(8日、シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手(28)が好調ぶりを印象づけた。2-2の八回にスライダーを捉え、一時勝ち越しとなる12号ソロを左中間席に運ぶなど、4打数2安打と奮闘した。
日米の投手の違いに苦戦してきたが、9月はここまで打率・348。「1回でも対戦していると、球筋だったり(変化球の)曲がり方だったりを感覚的に覚えている」と言うように、試合を重ねて適応力が上がってきた。
9月3度目の複数安打も記録し「いい対応ができた。残り試合も頑張りたい」と鈴木。逆転負けを喫した中で、センター中心に力強い打撃を発揮した28歳の新人に対し、ロス監督も「右打者に強い右投手に対し、自分の長所を生かして大きな本塁打にした」と目を細めた。