大谷翔平 6回投球練習中に緊急降板 右手人さしゆびのまめで 5回1失点、12勝目権利
「アストロズ-エンゼルス」(10日、ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)は「3番・投手」で先発出場。六回の投球練習を始めるも、右手を気にするそぶりを見せ、緊急降板した。その後、球団が「右手人さし指のまめ」と降板理由を発表した。
5回79球を投げ、6安打1失点7奪三振2四球。初回に味方の守備のミスが絡んで1点を失うも、三回にはメジャー最速163・2キロの直球でこの日4個目の三振を奪うなど好投していた。
六回もマウンドへ向かい、投球練習を始めるも右手を気にする様子。コーチ陣と話し合い、悔しそうな表情でマウンドを後にした。
規定投球回数まで残り21での降板。米中継局の解説は「まめのようですね」と伝えた。球団はその後、降板理由について右手人さし指のまめと発表。これまでも右手中指のまめを気にし、降板することはあった。試合は六回を終え6-1でリードしており、今季12勝目の勝利投手の権利は手にしている。
打者としては、中飛、中飛、二ゴロ。降板後も指名打者として打席に立ったが、七回の4打席目は見逃し三振に倒れ、4打数無安打となっている。