大谷翔平 5回1失点で12勝目 右手人さし指まめで緊急降板も 4打数無安打

 3回、タッカーを空振り三振に仕留め、ガッツポーズする大谷
 「3番・投手兼指名打者」で先発し、投球する大谷
 1回、中飛に倒れる大谷
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 「アストロズ1-6エンゼルス」(10日、ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は「3番・投手」で出場。5回6安打1失点と好投し、12勝目を飾った。六回の投球練習中に緊急降板したが、球団によると「右手人さし指のまめ」のため。打者としては4打数無安打だった。

 24度目の投打同時出場。初回に味方の守備のミスが絡んで1点を失うも、三回にはメジャー最速163・2キロの直球でこの日4個目の三振を奪うなど上々の投球。しかし六回の投球練習を始めたところで右手を気にする様子を見せ、悔しそうな表情でマウンドを後にした。球団によると「右手人さし指のまめ」のため。規定投球回数まで残り21での降板となった。

 打者としては、初回の1打席目はフェンス手前まで大きく伸びた119メートルの中飛。二走を三塁へと進め、先制に貢献した。その後は中飛、二ゴロ、見逃し三振。九回は代打が送られた。

 試合はトラウトの球団新記録の6試合連続本塁打などで快勝。連敗を2で止めた。

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