大谷、3戦ぶり無安打 チーム7年連続勝ち越し逃す トラウトMLB記録8戦連発ならず
「ガーディアンズ3-1エンゼルス」(13日、クリーブランド)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「3番・指名打者」で出場し、3打数無安打1四球。3試合ぶりのノ-ヒットで打率を・265とした。チームは3連敗で81敗目を喫し、7年連続勝ち越しを逃した。
初回の打席は四球。メジャー登板3試合目の新人右腕モリスに対し、カウント3-1から内角チェンジアップを空振りした後、外角156キロを見送って一塁へ歩いた。
タイスの2号ソロで先制した三回1死一、二塁の好機は空振り三振。初球外角高め151キロ直球を空振りした後、ボール、ファウルでカウント1-2と追い込まれ、ワンバウンドになるチェンジアップにバットは空を切った。
五回2死一塁の打席は2番手左腕マッカーティと対決。カウント1-1から3球連続ファウルで追い込まれ、ボール1つを見送った後、外角低めのチェンジアップを打って遊ゴロに倒れた。打球はシフトを敷いて二塁ベースの右に位置した野手の正面だった。
2点を追う八回2死の打席は二ゴロ。3番手右腕カリチャックの初球、153キロ外角低め直球を打ち損じた。
前日の試合で7試合連続本塁打を記録したトラウトは3打数無安打1四球。3つの凡打はいずれも中飛に終わり、1956年のデール・ロング、87年のドン・マッティングリー、93年のケン・グリフィーJr.の3人が記録した8試合連続本塁打のメジャー記録に並ぶことはできなかった。
エンゼルスは三回に8番タイスの2号ソロで先制したが、先発左腕スアレスが四回に1点を返され追いつかれると、五回無死二塁から4番ゴンザレスに左越え勝ち越し2ランを浴びて逆転された。打席は六回以降ノーヒットに抑えられ、反撃の糸口をつかむことができず、3連敗を喫した。