ヤンキースのジャッジ、2打席連発で57号 リーグ記録へ4本 大谷とのし烈なMVP争い
「レッドソックス-ヤンキース」(13日、ボストン)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が「1番・中堅」で出場し、2打席連続で56、57号を放った。ベーブ・ルースの最多記録である60号にあと3本、1961年にロジャー・マリスがルース超えでア・リーグと球団記録を樹立した61本にあと4本に迫った。
ジャッジは1点を追う六回の打席で逆方向の右中間へ飛距離117メートルの56号同点ソロ。ふたたび1点ビハインドとなった八回には左翼にそびえるグリーンモンスターを超える2打席連発、57号ソロで同点に追いつき、勝利への執念を見せた。
ジャッジは八回の打席を終えた時点で打率・310、57本塁打、123打点、115得点、16盗塁、OPS1・105。MVP争いで一騎打ちが予想される大谷は打者では34本塁打、88打点、OPS・890をマークし、投手では12勝、防御率2・55、141回を投げて188三振を奪っている。