大谷翔平、7年連続負け越し決定 八回に二塁打で反撃機演出も逆転4連敗

 8回、右二塁打を放つ大谷
 8回、二塁打で出塁し笑顔を見せる大谷
 8回、二塁打を放った大谷
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 「ガーディアンズ5-3エンゼルス」(14日、クリーブランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「3番・指名打者」で出場し、4打数1安打。同点の八回に二塁打で出塁したが、後続にあと1本が出ず、逆転負けで4連敗を喫した。

 一矢報いた。3-3の八回2死の打席。ここまで3打席無安打に抑えられていた大谷が2番手右腕ステファンから右翼線二塁打を放った。ワンボールから高め158キロを豪快に空振りし、ボール1つを挟んでカウント2-1。140キロ外角スプリットに崩されながらも右翼線へはじき返し、滑り込みなしで二塁を陥れた。

 勝ち越しの走者となったが、4番ウォードが二ゴロに倒れて塁上で孤立した。

 この日は初回の打席で右腕クアントリルと対戦し、空振り三振。フルカウントから外角低めのチェンジアップを捉えることはできなかった。モニアックの3号2ランで逆転に成功した三回は中前打のトラウトを一塁に置いた場面だったが、2球連続ファウルの後に外角低めのチェンジアップにタイミングを外され、バットの先で打球を打ち上げた。

 2点リードの五回2死一塁の打席は初球、高めの145キロカットボールを打って中飛だった。紙一重のスイング。悔しさをあらわにした。

 エンゼルスは三回にモニアックの2ランで逆転し、五回にはトラウトの適時打でリードを広げた。試合の主導権を握ったかに見えたが、七回に2番手ハーゲットが1点を失い、追いつかれると、4番手テペラが八回に主砲ラミレスに27号2ランを被弾し、逆転負けを喫した。

 チームはスイープで4連敗となり、借金は今季最多タイの21。シーズン82敗目で16年から7年連続負け越しが確定した。

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