筒香嘉智 3Aで7号場外弾と二塁打、降格後OPS・874 加藤豪将は4戦連続無安打
「メッツ9-8バイソンズ」(18日、シラキュース)
ブルージェイズ傘下3Aバファローの筒香嘉智選手(30)が「6番・左翼」で出場し、7戦ぶりの7号2ランを含む4打数2安打2打点だった。
会心の一撃は1点リードの三回2死三塁。筒香が右腕グレイの初球、内角カーブを完璧にとらえると、右翼ポール際に飛んだ打球が場外に消えた。8日以来、7試合ぶりの一発。新天地22試合で5本目の本塁打となった。
初回の打席ではカウント2-2と追い込まれた後、低めのカーブにうまくバットを合わせて右中間二塁打。連続安打試合を3に伸ばした。この打席で見送った初球は内角カーブのストライク。2打席目に最高の結果につなげた。
4点リードの五回は3番手の左投手に見逃し三振。初球見逃しストライク、続く内角直球をファウルにして追い込まれ、外角低めのスライダーをしっかり見送ってカウント1-2となった後、自信を持って見送った外角直球をストライクと判定された。
1点ビハインドの八回は5番手左腕に一ゴロ。ワンボールから内角低めのボール気味の速球を鋭くはじき返したが、ゴロ打球は野手の正面だった。
米3年目の今季は1年400万ドル(約5億7000万円)で合意したパイレーツで開幕を迎えたが、50試合で打率・171、2本塁打、19打点、OPS・478の不振。8月5日に自由契約になった後、ブルージェイズとマイナー契約で合意し、3Aに配属された。新天地ではここまで22試合に出場し、打率・243、5本塁打、17打点、OPS・874(出塁率・374、長打率・500)。
対戦相手のメッツ傘下3Aシラキュースの加藤豪将内野手(27)は「6番・二塁」で出場し、空振り三振、左飛、一ゴロ、見逃し三振。4打数無安打で4試合連続ノーヒットとなり、今シーズンの成績は打率・214、8本塁打、30打点、6盗塁、OPS・664。