大谷翔平、登板前日に代打で弾丸二塁打 実況「ありえない」 8戦連続安打

 レンジャーズ戦の9回、代打で右翼線二塁打を放つエンゼルス・大谷(共同)
 レンジャーズ戦の9回、代打で二塁打を放ち二塁手・セミエン(左)と話すエンゼルス・大谷(共同)
 レンジャーズ戦のベンチで笑顔を見せるエンゼルス・大谷(共同)
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 「レンジャーズ5-3エンゼルス」(22日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が2点を追う九回1死から代打で途中出場し、右翼線二塁打を放った。8試合連続安打で打率を・271に上げた。

 翌日の先発登板に備え、16試合ぶりにスタメンを外れた大谷がネクストバッターズサークルに姿を見せると敵地が沸いた。3-5の九回1死。8月22日のレイズ戦以来、今季4度目の代打で打席に入り、抑え左腕レクラークの初球、内寄り低めの145キロカットボールを右翼線へはじき返した。

 時速164キロの弾丸ライナーに中継局のグビザ解説は「ロケットだ!」、「カッターを叩き潰した」。オニール実況は、滑り込むことなく二塁に達した大谷が翌日に敵地ミネソタのツインズ戦に先発することを伝えながら「ありえない。あす投げる選手がベンチから出てきて二塁打です」と感嘆の声を上げた。

 試合は、エンゼルスが三回にトラウトの2点適時二塁打などで3点を先制するも六回に先発ロレンゼン、さらに勝利のバトンを受けた2番手左腕ループが崩れて同点にされる。3-3の八回に4番手左腕キハダがシーガーに32号勝ち越し2ランを浴びて逆転負けを喫した。九回に大谷が二塁打で反撃のチャンスをつくったが、後続が倒れて2連敗。借金は20となり、ア・リーグ西地区の順位はレンジャーズと入れ替わり、4位になった。

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