大谷翔平 またもルース超え14勝目 200奪三振の大台突破&9戦連続安打も

 先発登板し、5回0/3を3安打2失点で14勝目を挙げた大谷
 4回、三振を奪い日米を通じて初のシーズン200奪三振を達成した大谷
 7回、中前に適時打を放つ大谷
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 「ツインズ2-4エンゼルス」(23日、ミネアポリス)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「3番・投手」で出場。シーズン200奪三振の大台を突破しベーブ・ルースを上回る14勝目を挙げた。100球を投じ、5回0/3、3安打2失点7奪三振7四死球だった。打者では9試合連続安打で、打点1をマークした。

 大谷は試合前まででリーグ4位の196奪三振をマークしており、四回に「200」の大台を達成。最後は203まで数字を延ばした。しかし2点リードの六回は安打と四球で1失点。さらに判定に泣かされながら四球を与え、無死満塁でマウンドを後にした。

 慣れない雨中での登板が影響したのか、6四球は昨年4月20日レンジャース戦、5月5日レイズ戦に並ぶ自己ワースト。7四死球は昨年4月20日レンジャーズ戦以来2度目だった。

 それでも、継投したループが三振と併殺打で切り抜け、大谷14勝目の権利は消えず。七回には2死一、二塁から自らの適時打で追加点を奪い、勝利を決定付けた。

 試合はウォードの2本塁打もあり、エンゼルスが勝利。今季14勝目を挙げ、年間規定投球回数までは残り9イニングとした。打者としては打率・271、34本塁打、90打点。また大谷はこれで「14勝、34本塁打」。1918年にベーブ・ルースがマークした「13勝、11本塁打」を投打ともに上回った。また年間規定投球回数までは残り9イニング。打者ではすでに規定打席に到達しており、残り2度の登板予定で、メジャー史上初のダブル規定達成が注目される。

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