大谷翔平 歴史的投手成績 14勝&防御率2・47&奪三振率11・94は過去に2人だけ
「ツインズ2-4エンゼルス」(23日、ミネアポリス)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)が投打同時出場し、5回3安打2失点で14勝目。7三振を奪ってシーズン203奪三振とし、日本投手4人目、球団11人目の大台を突破した。打者では4打数1安打1打点。降板後の七回に適時打を放ち、9試合連続安打とした。
5イニングで7つの三振を奪い、奪三振率は11・94まで上昇し、メジャー1位の座をキープ。勝利数はア・リーグ投手で3位タイに浮上し、防御率2・47は同5位タイ。
球団広報部によると、シーズン14勝、防御率2・47、奪三振率11・94を記録した投手は過去にランディ・ジョンソンとペドロ・マルティネスの2人だけ。サイ・ヤング賞5回のジョンソンは1997年に20勝、防御率2・28、奪三振率12・3をマーク。同3回のマルティネスは1999年に23勝、同2・07、同13・2の成績で自身初のサイ・ヤング賞を受賞している。
今季予想される大谷の残りの登板数は2回。あと9イニングに迫っているメジャー史上初のダブル規定到達と合わせて新たな偉業が注目される。