大谷翔平 14勝目翌日に10戦連続安打 2点適時打で追いつく シーズン92打点

 3回、中前に2点打を放つ大谷
 3回、同点の2点打を放ち、ベンチを指さす大谷
 試合前、笑顔でウオーミングアップする大谷
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 「ツインズ-エンゼルス」(24日、ミネアポリス)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「3番・指名打者」で出場し、1-3の三回1死二、三塁の好機に2点中前適時打。10試合連続安打で同点に追いついた。

 初顔合わせの新人右腕ライアンに対し、初回の打席は左邪飛に倒れた大谷は、三回、トラウトの適時打で1点を返し、なおも1死に二、三塁の好機に結果を出した。カウント1-2と追い込まれながら外角高めいっぱいに入る151キロ直球を叩きつけてセンターへはじき返し、走者2人を生還させた。シーズンの打点を92に伸ばした。

 本塁打は11日のアストロズ戦を最後に出ておらず、今季ワーストタイの46打席ノーアーチとなったが、2試合連続適時打で連続安打試合を10に伸ばした。

 大谷は前日の試合に投打同時出場し、六回途中3安打2失点で14勝目。7つの三振を奪ってシーズン203奪三振とし、自己初、日本投手では野茂、松坂、ダルビッシュに次いで4人目、球団では12年ぶり11人目の大台を突破した。慣れない雨のマウンドで制球に苦しみ、自己ワーストタイの7四死球を出しながらチームを勝利に導いた。

 投球回数を153に伸ばし、規定投球回の162まであと9。順調にいけば残り2登板。打者の規定打席はすでに到達しており、史上初の投打のダブル規定到達に大きく前進した。

 打者では降板後の七回に適時中前打。9試合連続安打でリードを2点に広げ、自身の勝ち星をアシストした。シーズンの打撃成績を打率・271、34本塁打、90打点、11盗塁とした。

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