エンゼルス・大谷 2年連続100打点あと7 ノーアーチも11試合連続H
「ツインズ3-10エンゼルス」(25日、ミネアポリス)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)は、2安打をマーク。連続試合安打を11に伸ばし、2年連続の100打点にあと7に迫った。
チェンジアップを多投された。今季打率2割と変化球の中で最も苦手にし、長打率も一番低い球種。大谷は一回にチェンジアップをファウルにした末に、甘い直球を中前へはじき返した。九回は内角低めの直球を左前に運び、打点を稼いだ。
ツインズの捕手・ハミルトンは、大谷がチェンジアップを打ち損ねているデータを念頭に多く配球。「グラウンド上に打球が転がるように、彼の体勢を崩させたかった」と打ち明けた。
長打を封じた相手の作戦は半ば狙い通りで、大谷は13試合連続で本塁打なしとなったが、欲張らない姿勢で大勝を導いた。残りは9試合。投打ともにラストスパートをかける。