「エンゼルス－アスレチックス」（２７日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２８）が「３番・指名打者」で出場することが発表された。

　大谷は前戦２５日のツインズ戦で初回に中前打を放って自己最長タイの１１試合連続安打。九回には３戦連続適時打となる左前打でシーズンの打点を９３に伸ばし、チームの勝利に貢献した。

　今季はここまで１４８試合に出場し、打率・２７１、３４本塁打、９３打点、１１盗塁。９試合を残し、日本選手では松井秀以来、２人目の２年連続１００打点まで７としている。

　アスレチックスの先発はカプリ－リアン。ここまで４勝９敗、防御率４・４３の右腕に対し、大谷の通算成績は打率・０８３（１２打数１安打、２四球、５三振）と苦戦している。本塁打は１１日のアストロズ戦を最後に出ておらず、天敵を攻略して１３戦連続ノーアーチの今季ワースト記録を止めたいところだ。

　試合前の大谷はベンチで地元中継局のインタビューに応じた。短いやり取りだったが、通訳を介さず、すべて英語で答え、笑顔を見せた。

▽エンゼルスのラインアップ

１番・二塁　レンヒーフォ　打率・２７３、１５本塁打、４９打点

２番・中堅　トラウト　　　打率・２７８、３７本塁打、７７打点

３番・ＤＨ　大谷　　　　　打率・２７１、３４本塁打、９３打点

４番・右翼　ウォード　　　打率・２７２、２１本塁打、６０打点

５番・一塁　フォード　　　打率・２０５、３本塁打、１０打点

６番・三塁　ダフィー　　　打率・２４９、２本塁打、１４打点

７番・捕手　タイス　　　　打率・２１８、２本塁打、５打点

８番・左翼　アデル　　　　打率・２２３、７本塁打、２２打点

９番・遊撃　ソト　　　　　打率・３４６、１本塁打、４打点

　　　投手　サンドバル　　３勝９敗、防御率３・０１