大谷翔平、7回まで無安打無得点投球に 場内「MVP」コール沸く 打っては2安打
「エンゼルス-アスレチックス」(29日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「3番・投手」で、今季本拠地最後の登板。七回までノーヒットノーランピッチングを続けている。
安定感抜群の投球で、大谷が試合を支配している。初回、先頭を四球で出すも、その後は完ぺきな投球を披露。四回から五回にかけて4者連続三振を奪うなど、切れ味抜群のピッチングを続けた。七回にこの日9つめの三振を奪うと、場内から「MVP」コールが沸き起こった。
大谷にとっては、これが開幕から27登板連続での投打同時出場。自身の5連勝&15勝目の権利を獲得している。また、自身初となる規定投球回162までは、7回を終えあと「2」。メジャー史上初の規定打席(すでに到達)と合わせたダブル規定達成の快挙に期待が寄せられている。
打っては初回に中前適時打を放ち、自ら援護点。連続試合安打は14に伸ばした。さらに七回裏には内野安打を放ち、昨季に並ぶ自己最多タイ40度目のマルチ安打をマークした。