大谷翔平 技あり打で自己最多41度目マルチ 15試合連続安打 敵軍投手は肩落とす

 1回、右前打を放つ大谷
 7回、遊撃内野安打を放つ大谷
 1回、右前打を放つ大谷
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 「エンゼルス-レンジャーズ」(30日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「3番・指名打者」で出場し、2戦連続、自己最多となる41度目のマルチ安打をマークした。

 前日29日のアスレチックス戦は投打同時出場し、投手としては八回2死までノーヒットノーランを継続する快投で15勝目を挙げた大谷。この日は初回の打席で右腕オットーがカウント2-1か投じた低めのナックルカーブを右前へ運び、自身の最長記録を更新する15試合連続安打とした。

 七回の第4打席では左腕ハーンに対し、外角高めの156キロ直球を三塁内野安打。最初の直球2球で追い込まれながら、執ような速球をファウルでしのぎ、シフトを敷いてがら空きになった三塁方向へ打球を転がし、一塁を駆け抜けた。

 イチローの打撃を彷彿とさせる技とスピ-ドの一打。我慢比べに敗れた左腕はマウンド上でがっくり肩を落とした。

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