エンゼルスが5カ月ぶり2度目の5連勝 大谷はシフト破りで自己最多41度目マルチ

 1回、右前打を放つ大谷
 7回、遊撃内野安打を放つ大谷
 勝利しチームメートを迎える大谷(17)
3枚

 「エンゼルス4-1レンジャーズ」(30日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「3番・指名打者」で出場し、4打数2安打。2戦連続、メジャー自己最多となる41度目のマルチ安打で打率を今季自己最高の・276とした。チームは快勝し、4月24~29日以来、5カ月ぶりの5連勝を飾った。

 遊撃手が二塁ベースの右に位置する“大谷シフト”を破った。初回2死。カウント2-1から低めのナックルカーブを捉えると、時速172キロの高速打球が狭い二遊間を抜けて右前に達した。9月14日のガーディアンズ戦から続いている安打記録を15試合に伸ばした。

 続く2打席は中飛、空振三振に仕留められた大谷が七回の打席でやり返す。2番手左腕ハーンの直球に空振りとファウルで追い込まれながら、執ような直球攻めをファウルでしのぎ、7球連続投じられた外角高めの直球に合わせるようにバットに当てる。内野陣が右へ寄るシフトを敷き、がら空きになった三塁前にボテボテのゴロ打球が転がる間に快足を飛ばして一塁を駆け抜けた。

 イチローを彷彿とされる技ありの一打。マウンド上の左腕はがっくり肩を落とした。

 試合はエンゼルスの先発デトマーズが6回4安打1失点の好投で7勝目。二回にアデルの先制8号ソロ、三回にレンヒーフォの17号ソロで試合の主導権を握り、3人の継投で快勝した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス