大谷2年連続MVPへ強力“広報”支援 「史上初」など4項目 今季資料を投票者に送信

 エンゼルス・大谷翔平(提供・共同通信社)
 5回、後続の適時打で三塁を回り本塁へ向かうエンゼルス・大谷(共同)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(28)の2年連続MVP獲得に向けて“強力援軍”が現れた。球団広報部がこのほど、メジャーで唯一無二の存在である同選手の投打にわたる今季の活躍をまとめた資料を作成し、同賞の投票権をもつ全米野球記者協会の記者に一斉送信した。

 「ショウヘイ・オオタニが歴史を作っている」と題した資料は「史上初」、「投手」、「打者」、「オールスター」の4項目に分けて今季の実績を箇条書きにされている。1ページにまとめたのは日々、取材や原稿執筆で時間に追われている記者の仕事を考えてのことだ。

 昨年に続いて資料を手掛けた同広報部のマット・バーチ氏は「今年も非常に多くのことがありました。その中からベストのものを選択する。削っていく作業は大変でしたが、楽しくもありました」と話す。昨季は投打でそれぞれの記録をまとめたが、今年は新たに「史上初」という項目を作成。これを一番上に置くことで、改めて大谷の偉大さをアピール。MVPを争うヤンキース・ジャッジに競り勝つ後押しとなるか。

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