マリナーズ、7657日ぶりポストシーズン勝利 WCシリーズ先勝 雄星は登板機会なし
「ワイルドカード・シリーズ、ブルージェイズ0-4マリナーズ」(7日、トロント)
マリナーズが敵地で行われたワイルドカード・シリーズ(3回戦制)第1戦に先勝。2001年10月20日のヤンキースとのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦以来、7657日ぶりとなるポストシーズン白星を手にした。
レギュラーシーズン90勝72敗で01年以来、21年ぶりのプレーオフ進出を果たし、勢いに乗るマリナーズは初回に3点を先制。1死二塁からスアレスの適時右翼線二塁打、続くローリーの2点本塁打で主導権を握った。
投げては7月末にレッズとのトレードで獲得した先発カスティーヨが八回途中、108球、6安打無失点、無四球、5奪三振の快投でブルージェイズの強力打線をピシャリ。ムニョスとの完封リレーを成し遂げた。
ブルージェイズはレギュラーシーズン16勝、防御率2・24の24歳右腕マノアが初回に先頭ロドリゲスを死球で出した後、長打を許す誤算。三回と五回の2死一、二塁の場面でそれぞれゲレロ、ビシェットが凡退し、反撃のチャンスを逸した。シーズン終盤に先発から中継ぎへ配置転換された菊池はベンチ入りしたが、登板機会はなかった。