ダルビッシュがポストシーズン1816日ぶり勝利 自己最長7回1失点で通算3勝目
「ワイルドカード・シリーズ、メッツ1-7パドレス」(7日、ニューヨーク)
パドレスのダルビッシュ有投手(36)が敵地ニューヨークで行われるメッツとのワイルドカード・シリーズ(3回戦制)第1戦に先発。7回1失点6安打4奪三振で、ポストシーズン約5年ぶりの白星を手にした。チームは初回、二回、五回と4本の本塁打で7点を先行した。
ダルビッシュは五回1死からエスコバルにソロ本塁打を浴びたが、要所を締める投球で最少失点。最後は2死二塁で1番ニモを遊飛に仕留め、自己最長7回を投げきった。最遅108キロカーブから最速153キロフォーシームまで、緩急を使い分けた101球の熱投だった。
チームはサイ・ヤング賞3回、最多勝4回、最多奪三振3回のタイトルを獲得し、通算201勝を挙げているメッツの先発右腕シャーザーから五回までに4本塁打で7得点。ポストシーズン初戦で快勝発進を飾った。
ダルビッシュのポストシーズン勝利は、ドジャース時代の17年10月17日、カブスとのナ・リーグ優勝決定戦シリーズ第3戦以来、1816日ぶり。自身のポストシーズン連敗を3で止める、通算3勝目だった。
試合後は「初回から味方がたくさん打ってくれたので、気持ち良く投げることができた。初戦をしっかり取れて良かった」と振り返った。