上原浩治氏「勝っても勝っても、まだあるのか?」 米大リーグ・プレーオフの長さにしみじみ
巨人や米大リーグで活躍した上原浩治氏が9日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。メジャーリーグのプレーオフについて「勝っても勝っても、まだあるのか?っていう感じ」と自らの経験を基に、しみじみと語った。
番組のスポーツコーナー「週刊 御意見番」では、8日に開幕した米大リーグのプレーオフを特集。ワイルドカードシリーズ第1戦に先発し、敵地・ニューヨークと完全アウェーの中、7回1失点の好投で勝利投手となったパドレス・ダルビッシュ有投手について取り上げた。
司会の関口宏が「アウェーでよく頑張ったよねえ」と話を振ると、上原氏は「プレーオフは特に毎イニング、ブーイングが来るぐらいなので。その中でいいピッチングしたっていうのは素晴らしかったと思います」とダルビッシュの好投をたたえた。
先勝したパドレスの今後の戦いぶりについて問われると、「勝っても勝っても、まだあるのかっていう感じなんですよ。だから長いです、本当に。ワールドシリーズまでが」。レッドソックス時代の2013年にワールドシリーズを制覇した際を振り返り、実感を込めた。
関口が「ずーっと試合があったら、あと何試合ぐらい残っているんですか?」と尋ねると、上原氏は「僕がやったときは、16試合あったので。(パドレスは)ワイルドカードなので、もうちょっとあるかも知れないですね」と、ワールドチャンピオンまで長い道のりだと説明した。