ダルビッシュが「すごい」連発 元阪神スアレスがチーム救う快投で勝利呼ぶ
「ナ・リーグ地区シリーズ・第2戦、ドジャース3-5パドレス」(12日、ロサンゼルス)
パドレス(ナ・リーグ西地区2位)のダルビッシュ有投手(36)が敵地ロサンゼルスで行われたドジャース(同1位)との地区シリーズ(5回戦制)第2戦に先発し、六回途中7安打3失点でポストシーズン2勝目。チームはシリーズ1勝1敗とした。
3本のソロを許す苦しい投球。プロファーの適時打で4-3とした六回、連打で無死一、三塁となったところで降板となった。だが、バトンを託した元阪神スアレスが快投した。ターナーを三振、ラックスを二ゴロ併殺打。無失点で切り抜けると、七回も続投し、1死二、三塁のピンチをしのいだ。これで、ポストシーズン3登板連続無失点を記録した。
ダルビッシュは試合後、自身とチームを救ったスアレスの快投について「すごいなと。ターナーを三振とった時点ですごいなと思いましたけど、ラックスになって足も速くダブルプレーなかなか難しいところで、しっかりアウトを取り、すごいと思いました」と感嘆した。
自身の投球内容については「自分として3本ホームラン打たれたが、チームで粘ってドジャースを上回れて嬉しく思っています」と笑顔。古巣ドジャースに敵地で競り勝ち、「プレーオフに入るとシーズンより集中している感じがありましたし、すごく球数を投げさせられたり、簡単にはいかせてくれないとすごく感じました。力不足なところも感じさせられました。ソロ3本、全部ソロだったので、あれがツーラン、スリーランだと難しくなってくる。しっかり粘れたのは良かった」とうなずいた。