劇的突破にダルビッシュも大興奮「一番強い、倒したいドジャースに勝てて最高の気分」
「ナ・リーグ地区シリーズ・第4戦、パドレス5-3ドジャース」(15日、サンディエゴ)
ダルビッシュ有投手が所属するパドレス(ナ・リーグ西地区2位)がシリーズ3勝1敗でメジャー最多111勝のドジャース(同1位)を下し、ワールドシリーズに出場した1998年以来、24年ぶりにナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)に進出した。
劣勢の展開だったが、3点を追う七回に一挙5点を奪って逆転勝ち。難敵ドジャースを撃破し、本拠地はお祭り騒ぎとなった。
美酒を浴びたダルビッシュは「一番強いドジャースに勝てて最高の気分です」と興奮。今カードは2戦目で先発して勝利していたが、「ゲーム5で先発だったので、5点を取る前のイニングで家に帰ろうと思っていた。非常にエキサイティングです」と笑みを浮かべた。
ドジャースは古巣であり、同地区の強敵。「自分が一番倒したい、ライバルと思っているので、とても嬉しい」とうなずいたが、「この前のピッチングはあんまりだった。次はすっきりしたピッチングをしたい。(次戦の)フィリーズもワイルドカードから勢いよくきている。いつも通りの投球をしたい」と誓った。