「ナ・リーグ地区シリーズ・第４戦、パドレス５－３ドジャース」（１５日、サンディエゴ）

　プレーオフは１５日、各地で地区シリーズ（５回戦制）の４試合が行われ、ナ・リーグ第４戦でダルビッシュが所属するパドレスが本拠地サンディエゴでのドジャース戦に５－３で逆転勝ちし、３勝１敗で２４年ぶりにリーグ優勝決定シリーズに進んだ。

　フィリーズもブレーブスに８－３で快勝して３勝１敗とし、１２年ぶりに地区シリーズを突破。１８日（日本時間１９日）からのリーグ優勝決定シリーズはパドレス－フィリーズの顔合わせとなった。

　ア・リーグ第３戦ではアストロズがマリナーズを延長十八回の末に１－０で下し、３連勝で６年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出。ガーディアンズはヤンキースに６－５で逆転サヨナラ勝ちし、２勝１敗で６年ぶりの突破にあと１勝とした。

　パドレスはレギュラーシーズンで両リーグ最高勝率を誇った格上のドジャースに３連勝し、２４年ぶりの地区シリーズ突破。狂喜乱舞するファンの姿に、第２戦で勝利投手となったダルビッシュは「感無量のひと言。今までで一番くらいうれしかった」と万感の思いを口にした。１８日からリーグの頂点を懸けてフィリーズと戦う。ダルビッシュは第１戦での登板が濃厚。「いつも通り淡々と投げていきたい」と平常心を強調した。