米大リーグのプレーオフは１８日（日本時間１９日）からナ・リーグの優勝決定シリーズ（７回戦制）が始まる。フィリーズとの第１戦に先発するパドレスのダルビッシュ有投手が１７日、本拠地ペトコパークで記者会見に臨み「ブルペンですごく調子が良かったので楽しみ」と胸を躍らせた。

　フィリーズとは今季２度対戦して計１３回３失点と好相性。攻撃力で地区王者を連破し、勝ち上がってきた相手を「すごくいい打撃をするチーム」と警戒した。

　シーズン中は私生活も野球一色だ。自宅での食事中、相手打者の映像を見ながら妻と会話をしたり、外食先でもタブレット端末で見たりすることがあるという。「それをしないと、相手のことを本当の意味で理解することは多分できない」と家族の理解に感謝した。

　今プレーオフは先発した２戦とも勝利投手に。厳しい戦いの連続で疲労もたまりそうだが「基本的に今は技術とメンタルでどうにかなると思っている」。エースとしての誇りを胸に大舞台のマウンドへ向かう。