ヤンキース 最終決戦で3年ぶり地区S突破 スタントン先制3ラン&ジャッジ2戦連発

 1回、先制3ランを放ちジャッジ(右)と喜ぶスタントン(27)=AP=共同
 2回、本塁打を放つジャッジ(USAトゥデー・ロイター=共同)
 2回、本塁打を放ちスタントン(右)に祝福されるジャッジ(USAトゥデー・ロイター=共同)
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 「ア・リーグ地区シリーズ・第5戦、ヤンキース5-1ガーディアンズ」(18日、ニューヨーク)

 ヤンキースがジャッジの2戦連続本塁打などで快勝し、シリーズ3勝2敗で3年ぶりに地区シリーズを突破した。チームは19日から始まるア・リーグ優勝決定シリーズでアストロズと激突する。

 本拠地で迎えた最終第5戦。ガーディアンズに強烈な先制パンチを浴びせたのはスタントンだ。初回1死一、二塁の好機にツーボールから3球目外角カットボールを右越え本塁打。ポストシーズン4戦の打率が・083(12打数1安打)とスランプに陥っていた4番が持ち前のパワーで逆方向へ運んで3点を先制した。

 ガーディアンズは大事な一戦で第2戦先発のエース、ビーバーの先発が予想されたなか、フランコーナ監督は今ポストシーズン初登板となるシベルを起用。しかし、レギュラーシーズン5勝&防御率4・92の27歳右腕は初回から制球に苦しみ、四死球で1死一、二塁となった後にスタントンの一発を浴び、あっさりKOされた。

 ヤンキースはレギュラーシーズンで62本塁打&131打点の二冠を獲得しながらスタントン同様、ポストシーズン打率・125(16打数2安打)、9三振と苦しんでいたジャッジがマルチ安打。二回には初速182キロ、飛距離120メートルの豪快な一撃を右中間へたたき込み、2戦連続本塁打を記録した。

 投げては第2戦に続き、中3日のマウンドとなった左腕コルテスが5回、61球の省エネピッチングで3安打1失点と好投。六回以降は3人の継投で6年ぶりの地区シリーズ突破を目指したガーディアンズの反撃を許さなかった。

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