アストロズ2年連続リーグ優勝 直近6年4度目ワールドS進出 ヤンキース屈辱4連敗
「ア・リーグ優勝決定シリーズ・第4戦、ヤンキース5-6アストロズ」(23日、ニューヨーク)
アストロズ(西地区1位、第1シード)が4連勝でヤンキース(東地区1位、第2シード)を撃破し、2年連続リーグ優勝。直近6年で4度目のワールドシリーズ進出を決めた。ヤンキースは09年以来、13年ぶりの覇権奪回を目指したが、本拠地で夢はついえた。シリーズMVPはシリーズ打率・353、2本塁打の新人遊撃手ペーニャが選出された。
アストロズは先発マクラーズが二回までに3点を失ったが、三回に新人ペーニャのポストシーズン3号3ランとグリエルの適時打で4点を奪って逆転に成功。六回に2番手ネリスがベイダーに被弾し、ふたたび勝ち越されたが、直後の七回にアルバレスとブレグマンの連続タイムリーで2点を奪い返して再々逆転。七回からはアブレイユ、モンテロ、プレスリーの勝利の方程式で最少リードを守り切り、敵地で雄叫びを上げた。
ヤンキースは敵地で2試合を落とし、本拠地で巻き返しをはかったが、屈辱の4連敗。レギュラーシーズンでア・リーグ記録を61年ぶりに塗り替える62本塁打、131打点で2冠に輝いた主砲ジャッジがシリーズ4試合で打率・062(16打数1安打)の不振に陥るなど、打線全体が貧打に苦しんだ。
アストロズは28日(日本時間29日)から始まるワールドシリーズで第6シードから下剋上でナ・リーグを制したフィリーズ(東地区3位、第6シード)と激突する。