「エンゼルスは大谷を残す可能性大」公式サイトが球団身売りの影響について回答

 米大リーグ公式サイトは25日(日本時間26日)、「今オフのエンゼルスに関する5つの質問」と題した記事を掲載。同サイトでエンゼルス担当のレット・ボリンガー記者が独自の見解を示した。

 同記者は、モレノオーナーが8月に発表した球団身売りの交渉について「2023年のシーズンが始まるまでこの(売買の)プロセスは完了しない可能性が高い」と予想し、今オフの補強戦略は「不透明だ」とした。

 球団身売りによる大谷翔平への影響にも言及。来季年俸3000万ドル(約44億5000万円)で合意し、来季終了後に球団の保有権が切れ、FAになる二刀流について「今オフのトレードはないと思われるが、完全にないとは言い切れない。エンゼルスは大谷を残す可能性が高く、新オーナーが球団の将来のために彼を売るのか、契約を延長するのかを決断する十分な時間をかけることを望んでいる」と、大谷の放出に否定的な考えを記した。

 さらに8年連続プレーオフ進出を逃したチームの現状を踏まえ、「大谷を(来季以降も)引き留めたいなら状況を好転させる必要がある」と、厳しい現実を突きつけ、今オフの補強ポイントとして「先発投手」、「抑え」、「控え野手」を挙げた。

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