米大リーグ機構（ＭＬＢ）は１日（日本時間２日）、優れた守備の選手に贈られるゴールドグラブ賞を発表。カージナルスのノーラン・アレナド三塁手（カージナルス）がデビューから１０年連続の偉業を成し遂げる一方で、ア・リーグは一塁ブラディミール・ゲレロ（ブルージェイズ）や新人遊撃手のジェレミー・ペーニャら全９ポジションの選手が、ナ・リーグは５人が初選出となった。

　球団別ではガーディアンズが最多の４人。新設されたユーティリティはア・リーグがＤＪ・ルメーヒュー（ヤンキース）が、ナ・リーグはブレンダン・ドノバン（カージナルス）が受賞した。

　日本選手は２０年に秋山翔吾外野手（当時レッズ）と前田健太投手（ツインズ）が最終候補に入ったが、以降は２年連続でファイナリスト入りを逃してしている。

◆各ポジションの受賞者

＜ア・リーグ＞

投手　シェーン・ビーバー（ガーディアンズ、初）

捕手　ホセ・トレビノ（ヤンキース、初）

一塁　ブラディミール・ゲレロ（ブルージェイズ、初）

二塁　アンドレス・ヒメネス（ガーディアンズ、初）

三塁　ラモン・ウリアス（オリオールズ、初）

遊撃　ジェレミー・ペーニャ（アストロズ、初）

左翼　スティーブン・クワン（ガーディアンズ、初）

中堅　マイルズ・ストロー（ガーディアンズ、初）

右翼　カイル・タッカー（アストロズ、初）

ユーティリティ　ＤＪ・ルメーヒュー（ヤンキース、４年ぶり４回目）

＜ナ・リーグ＞

投手　マックス・フリード（ブレーブス、３年連続３回目）

捕手　ＪＴ・リアルミュート（フィリーズ、３年ぶり２回目）

一塁　クリスチャン・ウォーカー（ダイヤモンドバックス、初）

二塁　ブレンダン・ロジャーズ（ロッキーズ、初）

三塁　ノーラン・アレナド（カージナルス、１０年連続１０回目）

遊撃　ダンスビー・スワンソン（ブレーブス、初）

左翼　イアン・ハップ（カブス、初）

中堅　トレント・グリシャム（パドレス、２年ぶり２回目）

右翼　ムーキー・ベッツ（ドジャース、２年ぶり６回目）

ユーティリティ　ブレンダン・ドノバン（カージナルス、初）