フィリーズ一発攻勢で2勝1敗 5被弾のアストロズ先発に球種バレ疑惑
「ワールドシリーズ・第3戦、フィリーズ7-0アストロズ」(1日、フィラデルフィア)
フィリーズ(ナ・リーグ第6シード)が一発攻勢でアストロズ(ア・リーグ第1シード)を退け、シリーズを2勝1敗とした。
戦いの舞台をフィラデルフィアに移して行われた第3戦。超満員4万5712人が埋めた本拠地でフィリーズ打線が爆発した。
初回2死一塁から4番ハーパーがアストロズの先発マカラーズの初球ナックルカーブを右中間席中段へ先制2ラン。ポストシーズン6本目の一発でチームを勢いづけると、二回には6番ボームと9番マーシュのソロ弾でリードを4点に広げた。
序盤で打線の援護を受けた先発スアレスが5回3安打無失点の快投を披露すると、五回には右前打のマーシュを一塁に置いて1番シュワバーが4号2ラン、続くホスキンスが2者連続弾となる6号ソロで3点を追加した。7点リードの六回以降を4投手でつないでアストロズ打線につけ入る隙を与えなかった。
アストロズは先発マカラーズが5回途中7失点の乱調。6本のヒットのうち5本が本塁打だった。SNS上では同投手の左脚の上げ方の違いによる球種バレ疑惑が浮上。2つの投球フォームを比較した動画は拡散され、120万回再生を突破した。