アストロズ 66年ぶりワールドシリーズでノーヒットノーラン達成 2勝2敗
「ワールドシリーズ・第4戦、フィリーズ0-5アストロズ」(2日、フィラデルフィア)
アストロズ(ア・リーグ第1シード)が66年ぶりにワールドシリーズでノーヒットノーランを達成した。4投手のリレーでフィリーズ(ナ・リーグ第6シード)を完璧に封じて2勝2敗とした。ワールドシリーズでのノーノー達成は1956年にヤンキースのドン・ラーセンがブルックリン・ドジャースとのワールドシリーズ第5戦に記録して以来、66年ぶりの偉業。継投での達成は史上初。
アストロズは先発のハビアーが6回、97球を投げて無安打、与四球2、奪三振9の快投。右腕の快投に応えるかのように打線は五回にアルバレスの押し出し死球で先制し、なおも無死満塁の絶好機にブレグマンが2点適時二塁打、さらに犠飛とグリエルの適時打で一挙、5点を奪って主導権を完全に握った。
アストロズは七回以降をアブレイユ、モンテロ、プレスリーの勝利の方程式でつなぎ、前日第3戦でワールドシリーズタイ記録となる5本塁打を記録した好調打線を沈黙させた。