大谷翔平所属エンゼルス テームズ打撃コーチらの就任を発表 貧打脱却を目指す

 大谷翔平投手(28)が所属するエンゼルスは7日(日本時間8日)、マーカス・テームズ打撃コーチ(45)、フィル・プランティア打撃コーチ補佐(53)、ビル・ヒーゼル投手コーチ補佐の就任を発表した。

 19年から今季まで4年間、大谷らを指導したジェレミー・リード打撃コーチに代わるテームズ打撃コーチは、現役時代は強打の外野手として活躍。02年にヤンキースでメジャーデビューし、レンジャーズ、タイガース、ドジャースにも所属した。タイガース時代の06年には26本塁打、08年には25本塁打をマーク。メジャーで11年までプレーし、10シーズンで通算640試合、打率・246、115本塁打、301打点の成績を残した。指導者としては16、17年にヤンキースの打撃コーチ補佐、18年から21年まで同打撃コーチ、昨季はマーリンズの打撃コーチを務めた。

 今季のエンゼルスは大谷のほか、ウォードやレンヒーフォが好成績を残したが、レンドンやトラウトら主力の長期離脱もあり、チーム打率・234とOPS・687はメジャー30球団中23位、623得点は同25位、出塁率・297は同26位と低迷した。

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