大谷、オフのトレードなし エンゼルスGM「長くいてもらう」

 米大リーグ、エンゼルスのミナシアンGMは7日、大谷翔平投手(28)を来季開幕までトレードしない方針を明らかにした。ア・リーグの最優秀選手(MVP)で3人の最終候補に入った大谷について、同GMは「とても特別な選手。このオフシーズンは動かすつもりはない」と述べた。

 大谷は単年ベースで日本選手最高額の3千万ドル(約44億1000万円)で来季契約を締結。出場に意欲的なWBCを来春に控える6年目も開幕をエンゼルスで迎える。ミナシアンGMは投打の柱として期待を寄せ「目標はできるだけ長くいてもらうこと」と契約延長への意欲も語った。8年連続でプレーオフ進出を逃す中でも「ライバルとの距離は遠くない」と言い、補強に取り組む考えを示した。

 大谷は来オフにFAとなるため、夏のトレード期限目前にチームが低迷すれば今年のように移籍話が再燃することも考えられる。既に着手している球団売却の手続きや、新オーナーの意向も去就に影響を与える可能性がある。

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