最強JAPAN実現だ!メジャー5人招集へ ダル、誠也に加え史上初日系2選手も
侍ジャパンが来年3月のWBCに大谷の他、メジャー組ではパドレス・ダルビッシュ有投手(36)、カブス・鈴木誠也外野手(28)の日本人選手に加え、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)、ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手(25)を代表招集する方針であることが17日、分かった。
最強チーム形成へ日本では初の試みだ。カージナルスの有望株であるヌートバーは母親が日本人。クワンも母方の祖父母が日本人で、母親が日本で出生をしているなどの条件で出場資格を満たす。
「(前回王者の)米国をやっつけたい」と目標を掲げる栗山監督は、8月の米国視察後に日本代表資格を持つ外国籍選手について「思いっ切り探してます」と言及していた。
今季、2年目のヌートバーは14本塁打の打撃に加え好守も光り、クワンは開幕戦でメジャーデビュー後は打率・298を記録。2人の選出は、メジャーでの環境にも慣れ、結果を残した選手を聖域なく選ぶ決意の表れ。今後、所属球団との交渉などが順調に運べば、多士済々の最強侍軍団となりそうだ。