大谷翔平 来季は“ヒゲ谷”宣言で爆笑誘う 早くも3年連続MVP候補に意欲
米大リーグ機構は17日(日本時間18日)、各リーグのMVPを発表。ア・リーグはエンゼルスの大谷翔平投手(28)は次点で2年連続の受賞はならなかったが、日本選手では史上初めて2シーズン続けてトップ2入りを果たした。62本塁打のリーグ記録を樹立したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が記者30人のうち28人から1位票を獲得するなどして2位以下に大差をつけて初選出された。
大谷はこの日、MVPを発表した専門チャンネル、MLBネットワークの番組にリモート出演。発表前に最終候補3人の一人としてスタジオからの質問に応じ、5年目のシーズンを「個人的にはすごくいいシーズンだったなと思っています」と振り返った。
メジャー唯一の二刀流選手。番組中にはフィリーズの主砲、ハーパーとブルワーズのエース、バーンズを合わせた能力をもって選手として、2人が生やしている口とあごのひげをCG合成した大谷の顔写真が登場。大谷が「来年はアレ(ひげ)でいこうかなと思ってます」と“宣言”すると、スタジオは爆笑に包まれた。
シーズン中からMVPレース一騎打ちが予想されていたジャッジについて問われると、「MVPどうのこうのと言うよりも一選手として毎日見てましたし、また打ったな、また打ったなっていう、本当にそういう楽しみっていうか、楽しませてもらった人間の一人かなと思います」と本音。最後は「ここに呼ばれてること自体すごく光栄なことですし、来年以降もまたここに来れるように頑張りたいたいなと思ってます」と、早くも3年連続ファイナリストに意欲を見せた。