62発ジャッジ 大差でMVP初受賞 「大谷は最高の選手の1人」
米大リーグの最優秀選手(MVP)が17日発表され、ア・リーグはヤンキースでリーグ記録を61年ぶりに塗り替える62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ外野手(30)が初めて選ばれた。全米野球記者協会の会員30人が投票。ジャッジは28人から1位票を得て合計410点、エンゼルスの大谷翔平投手(28)は1位票2人、2位票28人の280点と差がついた。
最高の栄誉でシーズンを締めくくった。大きな重圧を感じながら62本塁打を放ち、61年ぶりにリーグ記録を更新。大差での受賞となったが、謙虚さは相変わらずで「大谷は最高の選手の1人。とても緊張して発表を待ったよ」と穏やかに笑った。現在はFAとなり、契約交渉の行方が焦点。「最も重要なことは、勝ちにこだわる姿勢があるチームにいたいということ。これからどんな事が起きるのか、楽しみにしている」と話した。