MLBカムバック賞 史上4人目700号のプホルスと投手6冠バーランダー
米大リーグ機構(MLB)は22日(日本時間23日)、カムバック賞を発表し、ナ・リーグはアルバート・プホルス内野手(42、カージナルス)が、ア・リーグはジャスティン・バーランダー投手(39、アストロズ)が受賞した。
今季限りで現役引退したプホルスは9月に史上4人目の700号を達成。メジャーデビューを果たした古巣に11年ぶりに復帰した今季は107試合に出場し、打率・270、24本塁打、68打点、OPS・895をマークした。シーズン終盤の本塁打量産は全盛期を彷彿とさせるものだった。メジャー22年の通算成績は歴代9位の3384安打、同4位の703本塁打、同2位の2218打点。
バーランダーは20年3月に右肘靭帯再建手術を受け、昨季は全休。2シーズンぶりに復帰した今季は28登板、175イニングを投げて18勝、防御率1・75、WHIP0・83、被打率・186、被OPS・497、被安打率5・97の6部門でリーグ1位をマーク。サイ・ヤング賞の記者投票では全30人から1位票を獲得する満票受賞で、MVPとダブル受賞した11年、21勝をマークした19年に続き、3度目の栄冠に輝いた。