MVPジャッジ、ドジャースの300億円オファー拒否 中南米メディア伝える

 ヤンキースからFAになったアーロン・ジャッジ外野手(30)がドジャースから提示された2億1400万ドル(約301億7000万円)のオファーを拒否した、と22日(日本時間23日)、ドミニカ共和国メディアのプロデューサー、ラモン・マルモナ氏が自身のツイッターで伝えた。

 同氏は情報筋の話として「アーロン・ジャッジがカリフォルニアでプレーする夢をもっていることを知っているドジャースが今週、2億1400万ドルのオファーをしたが、彼と代理人は拒否した。ジャッジはサンフランシスコ・ジャイアンツの条件を聞くために面談する予定。ヤンキースは彼の返答を待ち続けている」とツイートした。

 今季のジャッジはア・リーグ記録を61年ぶりに塗り替える62本塁打をマークし、131打点と合わせて2冠を獲得。打率・311はリーグ2位でメジャー10年ぶりの3冠を逃したが、133得点、出塁率・425、長打率・686、OPS1・111、391塁打はいずれもメジャー1位の成績だった。MVPの記者投票では30人のうち28人から1位票を集め、次点のエンゼルス・大谷に差をつけて初選出された。

 ジャッジは開幕前にヤンキースのオファー7年2億1350万ドル(約301億円)を拒否したと言われており、ワールドシリーズ終了後にFAに。カリフォルニア州北東のリンデン出身の30歳は近日中に故郷に近いサンフランシスコを本拠とするジャイアンツと交渉すると報じられており、その動向に注目が集まっている。

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