ヤクルト・村上の3年後メジャー移籍現実味 米メディア早くも皮算用「総額408億円」
米CBS電子版は9日(日本時間10日)、ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が3年総額18億円で契約を更新し、3年後のポスティングシステムによるメジャー移籍を容認されたことを長文記事で伝えた。
記事では、村上を「メジャー球団に属していない選手のなかでは世界最高の打者」と描写。56本の本塁打を放ち、王貞治が持っていた日本人年間ホームラン記録を塗り替えただけでなく、強肩堅守であることを紹介した。
また、25年オフのポスティングを容認されたことについては、現行ルールでは25歳未満の選手は契約金に上限があることを踏まえ、17年オフに日本ハムから同システムを使用してエンゼルスに入団した大谷が「231万5千ドル(約3億1500万円)しかもらえなかった」と記述。村上は25歳で移籍することから「仮に総額3億ドル(約408億円)の契約だとしたらヤクルトへの譲渡金は4677万5000ドル(約63億6000万円)になる。1億5000万ドル(約204億円)だったとしても譲渡金は2427万5000ドル(約33億円)」と早くも皮算用。
「次の3年も2022年と同じようなシーズンになれば、ムラカミは巨額の報酬を手にするだろう」と記し、獲得できるのはカブス、ドジャース、ジャイアンツ、メッツ、ヤンキースなどのビッグマーケットの球団に限られるとも伝えた。