レッドソックス、38歳ターナーと2年27億円保証で合意 吉田正と共闘 米記者伝える
オリックスの吉田正尚外野手(29)を獲得したレッドソックスが、ドジャースからFAになったジャスティン・ターナー内野手(38)と1年830万ドル(約11億3000万円)で合意した、と18日(日本時間19日)、地元紙ボストン・グローブのアレックス・スピア記者が自身のツイッターで伝えた。2年目、24年の契約は年俸1140万ドル(約15億5000万円)で、選手側に選択権があり、実質2年1970万ドル(約26億9000万円)が保証されることになる。
ターナーは06年ドラフト7巡目でレッズに入団。マイナー時代の08年12月にオリオールズへトレードされ、09年にメジャーデビューを果たしたが、翌年5月に戦力外となり、メッツへ移った。14年からドジャースでプレーし、メジャーに定着。16年に27本塁打、90打点を記録すると、17年には打率・322、21本塁打、71打点、OPS・945をマークし、球宴にも初めて選出された。
20年には自身3度目の打率3割を残し、チームのワールドチャンピオンに貢献。21年から2年3400万ドル(約46億4000万円)の契約を結び、年俸2000万ドル(約27億3000万円)の今季は128試合、打率・278、13本塁打、81打点だった。メジャー14年の通算成績は1393試合、打率・289、164本塁打、663打点、
今オフのレッドソックスは遊撃手のボガーツと指名打者兼外野手のJDマルティネスをFAで失い、一塁ホズマーを戦力外に。代わってオリックスからポスティングシステムを使った吉田正と5年9000万ドル(約122億8000万円)で合意し、外野手を強化。マーリンズやダイヤモンドバックスなどが興味を示したと言われているベテランのターナーの獲得で内野とDHの強化に成功した。