鈴木誠也外野手（２８）が所属するカブスがレッドソックスを自由契約になったエリク・ホズマー内野手（３３）と合意した、と４日（日本時間５日）、米紙ＵＳＡトゥデーのボブ・ナイチンゲール記者が自身のツイッターで伝えた。

　ホズマーは１７年オフにパドレスと合意した８年１億４４００万ドル（約１９０億円）の契約のうち３年３９００万ドル（約５１億７０００万円）を残しており、今季年俸１３００万ドル（約１７億２０００万円）が保証されている。同記者によると、カブスは最低保証年俸の７２万ドル（約９５００万円）を支払い、残りの５０億円はパドレスが負担するという。

　ホズマーは０８年ドラフト１巡目、全体３位でロイヤルズに入団。１１年にメジャーデビューし、強打堅守の一塁手として１５年のワールドシリーズ制覇に貢献した。１７年に打率・３１８、２５本塁打、９４打点をマークした後、ＦＡになり、パドレスと大型契約を結んだ。

　新天地では１９年に２２本塁打、９９打点を記録したが、２０年以降はけがと不振で成績は下降。昨季途中にレッドソックスへトレードされたが、シーズン成績は１０４試合、打率・２４４、８本塁打、４４打点、ＯＰＳ・７１６と奮わず、今季の構想から外れた。メジャー通算１６５８試合、打率・２７７、１９６本塁打、８７９打点。ゴールドグラブ賞４回、球宴１回。