藤浪晋太郎 世界最高峰でのVS大谷心待ち「世界最高の選手の1人」【一問一答】
阪神からポスティングシステムを使ってアスレチックスと1年契約を結んだ藤浪晋太郎投手(28)が17日(日本時間18日)、本拠地オークランドの球団事務所で入団会見を行った。以下は一問一答。
◇ ◇
-なぜアスレチックスを選んだのか?
「一番自分を高く評価して信頼してくれたチームだからです」
-カリフォルニアを訪れたことは?
「前回のWBCでロサンゼルスに一度だけ」
-日本でプロ入りからここまで投球はどのように改善されたか?
「球も速くなりましたし、変化球もたくさん投げれるようになって、コマンドとかも覚えたりとか、いろんな面でいい経験を日本でしてきました」
-大谷が所属するエンゼルスと同じ地区。対戦は楽しみ?
「もちろんです。世界最高の選手の1人ですし、同級生ですけどね、楽しみにしてくれている日本のファンの方もいると思うので、チャンスがあれば思い切って勝負したいなと思います」
-米国入りはいつ?ベイエリアを回って見た感想は?
「1週間前ぐらいに来て、たくさんいろんなところを見させてもらいました。すごい落ち着いたところ、にぎわってるところがたくさんあって、気候もいいですし、すごくいいところだなと思ってます」
-気に入っている場所は?
「球場が一番です」
-昨季は与四球率が自己ベストだった。コントロールに自信を持っている?
「もちろん(即答)。ファストボール(直球)もスプリットも変化球もコントロールできてると思っています」
-他の投手から助言は?
「ダルビッシュさんと前田健太さんにはちょっとアドバイスをいただきました。これからもいろいろ聞きたいなと思ってます」
-球場内外で順応すべき一番大きなことは?
「英語はもちろん勉強する必要があると思いますし、文化を勉強していろんな人とコミュニケーションして、いろいろ学んで吸収していくことが一番かなと思います」
-対戦したい打者は?
「やっぱり同級生で日本で一緒にやった大谷翔平と鈴木誠也はぜひ勝負してみたいなと思ってます」
-冒頭あいさつの英語は素晴らしかった。日本でも自己紹介の時はいつも「富士山のようにフジと呼んで」と言っている?
「日本ではシンタロウと呼ばれることが多いんですけど、シンは発音しにくいかなあと、フジの方がみんなマウント・フジも知ってるし、分かりやすいかなと思って」
-富士山に登ったことは?(笑)
「ないです」
-ベイエリアで日本人の草野球リーグがある。時間があるときにぜひ来てください。
「ぜひ。ぜひとも行きます。4番・ショートなら行きます」
-大谷は男前だし、女性に人気もある。あなたも女性ファンが増えると思いますよ。
「そこは負けないように頑張ります」(会見場に笑い)
-自信を持っているところは?
「ファストボールとスプリットには自信を持ってますし、ファストボールのアベレージもこちらでは速い方だと思うので、そのあたりは自信は持ってますし、勝負するにあたって思い切って勝負できるところ。思い切って腕を振って勝負していきたいなと思ってます」
-ユニホームに袖を通した感想は?
「すごく、こう、なんて言うんですかね、感慨深いですし、ただ、プレーが始まっていないので何とも言えないんですけど、これから始まるなという期待と希望にあふれてますし、すごく楽しみな気持ちです」
-背番号1は?
「まだちょっとわからないですけども、1番でないのは確かです」
-オフの取り組み。新たな試みは?
「体をつくること、ウエートトレーニングを含めてしっかりやってきました。メジャーリーグのボールは日本とは違うので、そのあたりは特殊と思いますし、キャッチボールはけっこう頻繁にやっていたというか、ボールにアジャストするところが一番、大事だと思ってますし、重視して取り組んでいるところではあります。(手応えは)気候も違いますし、何とも言えないんですけど、こっちでキャッチボールした分には今のところ、特に問題ないかなと思ってます」
-米国に来ても変えたくないことは?
「アジャストしないといけないことはたくさんあると思いますし、言葉も文化も違うと思うので、多々あるんですけども、変えたくないところ、やっぱり思い切ってプレーするところは失いたくないなと思います。文化は違っても、思い切りの良さっていうのはどこでも武器となりうると思うので、なくさないようにしていきたいと思います」