筒香嘉智 日本の数球団オファーも「米国でやると決意」マイナー契約から昇格目指す
レンジャーズとマイナー契約した筒香嘉智内野手(31)が6日、オンライン取材に応じ、招待選手として参加する春季キャンプの意気込みなどを語った。
今回の契約について「日本の数球団からもオファーがあった」と明かした。しかし「アメリカでやると決意して3年間挑戦してきたし、メジャー1年目から声をかけてくれたレンジャーズに決めた」と悩んだ末にマイナー契約を選んだという。「メジャーでプレーするのは子供の時からの夢だった」と決意は揺るがなかった。
昨季はパイレーツで開幕を迎えたが、間もなく腰痛を発症。1年間、リハビリをしながらも痛みは取れず、思うようなプレーができなかったという。現在は治療の成果もあり「痛みもなく、自信をもって打席でスイングできる」と手応えを感じている。「いいパフォーマンスをするのがベスト」と、メジャー昇格へキャンプ、オープン戦から全力アピールを誓った。
今季はオリックスから吉田正尚外野手、ソフトバンクから千賀滉大投手、阪神から藤浪晋太郎投手がメジャーに挑戦する。筒香は3人に「生まれ育った環境と違う場所でプレーするのはやはり大変だと思う」と一足先に海を渡った経験を交えてエール。その上で「日本人として協力していければいいし、日本人がアメリカで活躍する1年になるよう、心から願っている」と共闘を望んだ。