藤浪いよいよ7日渡米 鳴尾浜で国内自主トレ打ち上げ 阪神に「感謝」「いろんな事をしていただいて」

 阪神から大リーグ・アスレチックスへ移籍する藤浪晋太郎投手(28)が6日、西宮市の鳴尾浜球場で国内自主トレを打ち上げ、7日の渡米を前に意気込みを語った。

 米アリゾナ州で15日(日本時間16日)に始まる投手キャンプに向け、個人練習を重ねてきた。「体を作ることもピッチングも、しっかり投げられる状態にした」と万全の様子。NPBよりも短いサイクルで開幕を迎える。「(この時期に)ユニホームを着ていないのは、ちょっと違和感はある」と話しながらも「体を仕上げるというか、自主トレでどれだけ強度を上げるかなので」と、問題なく進められたと強調した。

 この日はキャッチボールやブルペン投球、ウエートトレーニングなどをこなした。開幕は3月30日(日本時間31日)、大谷が所属するエンゼルス戦。いきなり対戦の可能性も残す中「どこで投げるか分からないが、ローテーションが決まればそこを目指してしっかり調整したい」と自分のペースで開幕ローテへ照準を合わせる。

 渡米直前まで阪神の施設で練習できたことには「いろんな事をしていただいて感謝している」と話した。希望と不安を胸に「まずは、なじめるようにしたい」と新たな世界へ飛び込む。

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